2008年10月14日

引き算の教え方

教育実習で、小学校に行っている知人から聞いた話です。

算数の計算の教え方が、以前とはちがう___
というのです。

以前__といっても、その学生が感じたのですから、
さほど昔の教え方とのちがいではないはず。

算数の引き算、くり下がりのあるひっ算の、教え方です。

たとえば、

       24
      − 8
    _____
        16 
 の問題の説き方の指導法。

その実習生、私たちも含めてですが、
ふつうは、

   24 の 一の位、つまり 4 から 8は引けません。
から、
         十の位、 20 から10をかりてきます。

この 考え方自体は同じなのだそうです。

ちがっているのは、わかりやすく、子ども達に、

     24  の
    2と4の間に、小さい 1 を書かせ、

       24
      ー 1
   ___8__  とする
のだそうです。

こうすると、

10から、《1〜9》までの数を引くといくつ残るかが、

たとえば、そろばん教室に通っていたり、
計算が早くて得意な子___つまり、
数の仕組みがきちんと頭に入っている子どもにとっては、
何でもなくクリアできるそうですが、

計算が苦手で、
時々指を使って数を引いたりしている子、

そのような子ども達にとっては、

この、十の位からかりてくる10を、20と4の間に、  

*わかりやすくするため*に、小さく1 と書かせることが

逆に、頭の中で、数字の感覚をこんがらかせてしまう___

というのです。


引き算が、登場するのは、小学2年生です。

割り算が、登場するのは、小学3年生。

この引き算と、割り算の登場が、

計算が得意か不得意の分かれ目になる
のは、大人ならわかります。


計算、ひっ算をわかりやすく教える__ための この作業、
子ども達にとって、逆にわかりにくくなる 気がする
のですが。

      24
       1
  _ー_8__  の(解りやすくするためのひっさんの形)。

こんがらかってしまうと、 10から8を引いた 2 を 4にたす

ここまではできても、

  10の位を考える時、小さく書いてある1 を 2回引いて、
              
   6 としてしまう 子が 実際いる
そうなのです。

7〜8歳の小さな子ども達ですもの。  


話はちょっと飛びますが、

インドの掛け算は、

二けた×二けたの掛け算まで暗記させる
__ことで有名です。


ですから、___10の位の引き算は、

有無を言わさず、徹底的に、暗記をさせ、

理解は、あとから___というのでは、

算数の授業は成り立たないのでしょうか・・・?

理屈や、こうだからこうなるという仕組みはだんだん覚える

__という考えが、

10から ○を引く 作業にあってはダメ__でしょうか。


実際、買い物をするようになった今のほうが計算早いし、

何より、   

小学校低学年の、【計算、算数苦手意識】 が、
算数嫌い・・・数学嫌い__の子ども達を作る 気がします。

解りやすくとかせるための、

まどろっこしい(スミマセン)教え方が、

割り算以降の算数の授業、???の子ども達を
作り出すように思います。

掛け算99 の徹底的な暗記と並行して、

10ー(1〜9)までの暗記の徹底
パンチ__を、

提唱! したいと考えます。

ちょっとした項目ですが、
10ー(1〜9)までの暗記の徹底 で、
引き算が授業に出てきたときにも、
楽しく算数の授業ができる___そんな土台作り。

その学生と、
「それが大事だよね」___と話しました。

子どもは大変ですあせあせ(飛び散る汗)

円周率が、3,14から 3になったりもどったり。
台形の面積の求め方をなくしたり、覚えさせたり。

それより、
2〜3年生の単純な計算の徹底が、何より必要だと思うのです。


のびのびとした、輝く瞳の小学生ぴかぴか(新しい)__って、

やっぱり、
    10ー(1〜9)の計算が完璧にできる自信

から生まれるという考え、大袈裟でしょうか。

子ども達は、いつでも、『 わかりたい 』
のだと、思います。
(数学の授業での自分がそうでしたし・・・。)


ノーベル賞も一歩からexclamation

自由な発想 + 理論の裏づけ が大切。

受賞者も、子どもの頃、10−8=  とか、
やっていた時期があったんですものね。。。

子ども達には、大いなる未来が待っています。
posted by しう at 13:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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